ミネラル不足は気づきにくい。“調整役”の栄養をしっかり理解する
ハリーちゃん
ハリーちゃんミネラルって、ミネラルウォーターに入ってるやつ? 毎日飲んでるから大丈夫だよね!
院長
院長水を意識して飲むのは良いことだよ。でも、ミネラルウォーターに含まれる量はほんのわずか。ミネラルはからだの「調整役・スイッチ役」で、食事からしっかり摂ることが大切なんだ。疲れ・こむら返り・めまい・イライラ・朝のだるさ。年齢のせいと思われがちな不調の背景に、ミネラル不足があることも多いよ。まずは四コマからどうぞ。
水を飲むハリーちゃん「ミネラルウォーター 飲んでるから 大丈夫!」
夜中に足がつるハリーちゃん「足が つった…」
院長「ミネラルは からだの 調整役」
味噌汁に海藻を入れるハリーちゃん「味噌汁に 海藻!」

ミネラルは、からだの「調整役」

筋肉の収縮とゆるみ(カルシウム・マグネシウムのバランス)
神経の信号を運ぶ(ナトリウム・カリウム・カルシウム)
血液をつくり、酸素を運ぶ(鉄はヘモグロビンの材料)
ホルモン・酵素の調整(300以上の反応にマグネシウムが関わる)
骨・歯をつくる(カルシウム・リン・ビタミンDが連携)

ミネラル不足のやっかいなところは、「なんとなく不調」という形で静かに出てくることです。「年のせい」で片づけてしまいやすいのですが、ミネラル不足が原因のことも少なくありません。

よくある不調と、関係するミネラル

朝起きられないハリーちゃん「朝が つらい…」
院長「マグネシウムや 鉄が 足りないかも」
気になる不調を押してください
院長が臨床で見てきたこと慢性的な肩こり・頭痛・便秘・冷えを抱えている方の多くに、マグネシウム不足のパターンが見られます。マグネシウムは300以上の酵素反応に関わるため、不足するととても多彩な症状として現れます。

なぜミネラルは不足しやすいのか

汗をふくハリーちゃん「汗と いっしょに 出ていく」
院長「今の 食生活は 不足しやすいんだ」

食事を意識していても、今の食生活では、しくみとして不足しやすくなっています。

精製された食品(白米・白パン・麺)が多い:外皮が削られて、ミネラルが残らない
ストレスで大量に消耗する(特にマグネシウム)
汗と一緒に流れ出る(ナトリウム・カリウム・マグネシウムは、暑さや運動で不足しやすい)
加工食品のリンが、カルシウムの吸収をさまたげる
野菜のミネラル量が昔より減っている(土壌の変化)

全粒穀物・豆類の「フィチン酸」や、緑茶・コーヒーの「タンニン」は、ミネラルの吸収をさまたげることがあります。鉄分の多い食品は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まります。

ミネラルの種類と役割

気になるミネラルを押してください
当院で特に気になる3つ

マグネシウム:慢性の肩こり・頭痛・便秘・不眠の方に不足が多い。ストレスで急に減る。
鉄:女性・スポーツをする方・疲れが抜けない方。「やる気が出ない」原因として見落とされやすい。
亜鉛:肌荒れ・抜け毛・免疫の低下に関わる。今の食事では慢性的に不足ぎみ。

ミネラルを無理なく補う食べ方

雑穀米を持つハリーちゃん「白米を 雑穀米に」
わかめの味噌汁を飲むハリーちゃん「味噌汁に 海藻」
牡蠣とあさりを前にするハリーちゃん「牡蠣や あさり」
納豆ごはんとナッツのハリーちゃん「納豆と ナッツ」
院長
院長全部いっぺんに変えなくていいよ。ミネラルの良いところは、この食品を意識するだけで、いくつもまとめて補えるものがあること。まず1つだけ変えてみよう。
1玄米・雑穀マグネシウム・マンガン・クロム

白米よりミネラルが豊富です。まずは週に数回の置き換えから。

2海藻カルシウム・マグネシウム・ヨウ素・セレン

味噌汁にわかめ・ひじき・昆布を加えるだけでOK。

3魚介類亜鉛・鉄・セレン・銅

牡蠣は亜鉛の王様。あさりは鉄が豊富です。

4納豆・豆類・ナッツマグネシウム・亜鉛・モリブデン・マンガン

間食にくるみ・アーモンド。納豆は1日1パック。

5味噌汁ナトリウム・カリウム・マグネシウムなど

煮汁ごと摂れる、最強の補給源です。

6赤身肉・レバー鉄・亜鉛・銅

ヘム鉄は吸収率が高い。ビタミンCと組み合わせて。

ひとつだけ意識するなら加工食品(コンビニ食・インスタント)を週に1〜2回減らす。白米を玄米・雑穀米に変える。味噌汁に海藻を加える。

サプリは補助として

サプリを手にするハリーちゃん「サプリで たっぷり!」
院長「まずは 食事から」
基本は食事から食品のミネラルは、ほかの栄養素とセットで吸収され、バランスが崩れにくい
鉄・亜鉛は摂りすぎに注意ほかのミネラルの吸収をさまたげ、胃腸の負担にもなる
マグネシウムは比較的安全余分は下痢として出ていき、自分で調整しやすい
迷うときは血液検査ミネラルのバランスを確かめてから補うのがいちばん確実
このページのまとめ

ミネラルは、少量で大きく働く調整役。
味噌汁に海藻、白米を雑穀米に。小さな一歩から。

次は、からだの「巡り」を整える栄養

食物繊維・水分・電解質補助栄養素をくわしく→
ご予約・ご相談

こむら返り・朝のだるさ・慢性の肩こりなど、食事と体調のことも、施術のときに気軽にご相談ください。

0470-28-5139
院情報 所在地 〒294-0045
千葉県館山市北条316-13
(りぼんさんの奥)
診療時間 月・火・木・金 9:00-12:00 / 16:00-19:00
水・土 9:00-12:00
定休日:日曜
駐車場 5台分