炭水化物は“悪者”じゃない。正しい食べ方で体調が変わる
ハリーちゃん
ハリーちゃん院長!わたし最近「糖質オフ」始めたんです。ごはん、全部やめてます!
院長
院長……それ、かなり危ないよ。炭水化物は脳・筋肉のエネルギー源で、健康に欠かせない栄養素なんだ。大切なのは「減らす」ことではなく、「どう食べるか・いつ食べるか」。まずは四コマからどうぞ。
ごはんを押しのけるハリーちゃん「糖質オフ! ごはん 全部 やめた」
机でぼんやりするハリーちゃん「なんだか 頭が ボーッと…」
院長「炭水化物は からだの ガソリンだよ」
ごはんと焼き魚と野菜を食べるハリーちゃん「バランスよく たべる!」

炭水化物って、そもそも何?

炭水化物は「糖質」と「食物繊維」が合わさったもので、からだを動かすガソリンです。全部やめると、車で言えば燃料ゼロで走ろうとしている状態になります。

糖質は、脳のほぼ唯一のエネルギー源です。足りないと、頭がボーッとしてきます。

院長より「炭水化物=太る」という思い込みで極端に減らす方が多いのですが、当院で診ていると、不足している方も本当に多いのが実情です。

炭水化物が足りていないサイン

お菓子を見つめるハリーちゃん「甘いものが ほしい…」
院長「それは エネルギー 不足の サインかも」

特に、朝食を抜いている方、昼が炭水化物だけで終わっている方に多く見られます。

当てはまるものを押してください

エネルギーが足りなくなると、からだは筋肉を分解して補おうとします。極端な糖質制限が長い目で見ると逆効果になりやすいのは、このためです。

体重は減っても筋肉が落ちて代謝が下がる、という悪循環になります。施術の効果も出にくくなります。

摂りすぎると起こる「血糖値スパイク」

昼食後に眠そうなハリーちゃん「お昼の あと ねむい…」
院長「麺+おにぎりは 急に 上がりやすい」

食べすぎると、今度は血糖値スパイクが起きやすくなります。血糖値が急に上がって、ガクッと下がる。食後の眠気やだるさの原因です。

昼食が「炭水化物だけ」(麺・パン・おにぎり単品)
「麺+おにぎり」の組み合わせ
甘い飲み物・お菓子の習慣化
夜遅い時間のどか食い

これらが続くと、疲れやすさ・炎症の長引き・頭痛・イライラにつながります。

「量」より「食べ方」

定食を前にするハリーちゃん「主食・主菜・副菜を そろえる」
よく噛んで食べるハリーちゃん「ゆっくり よく 噛む」
食後に歩くハリーちゃん「食後に 軽く 歩く」
院長「順番より この 3つ」

少ないのもダメ、多いのもダメ。鍵は、いつ食べるか・何と一緒に食べるか・どう食べるかです。

1バランスよくそろえる主食・主菜(たんぱく質)・副菜(野菜)

毎食、この3つを意識しましょう。

2ゆっくりよく噛む一口30回が目安

噛むだけでも、血糖値の上がり方がゆるやかになります。

3食後に軽く動く食後30分〜1時間のウォーキング

血糖値を下げる効果があります。

ベジファーストについて「野菜から食べると血糖値が上がりにくい」という推奨は、2025年版の日本人の食事摂取基準から削除されました。野菜を食べることの大切さは変わりません。順番の決まりにこだわるより、上の3つのほうが多くの人に続けやすい方法です。

ベジファーストが消えた理由をくわしく

主食の選び方

白米・玄米・パン・麺を見比べるハリーちゃん「主食は どれに しよう?」
院長「パンは 卵や 野菜と いっしょに」
いつもの主食は?

間食は「質」が大切

ゆで卵とナッツを食べるハリーちゃん「間食は ゆで卵や ナッツに」
シェイカーを持つ院長「院長は 午後3時に プロテイン」

間食そのものは悪くありません。問題は何を食べるかです。甘いお菓子や清涼飲料水は、血糖値を急に上げます。

ゆで卵
ナッツ
チーズ
プロテインドリンク
院長
院長僕は午後3時に、ホエイプロテインを間食にしているよ。夕食まで血糖値が安定して、夕食の食べすぎも減ったし、疲れも軽くなった。続けることが大事だから、おいしく飲めるものを選んでね。

16時間ダイエットについて

時計の横で空腹をこらえるハリーちゃん「16時間 食べない!」
院長「毎日は おすすめ しないよ」

16時間食事を空けると、オートファジー(細胞の自己修復機能)が高まるという研究はあります。胃腸を休める意味で、短期的に取り入れるのはアリです。でも、毎日やればいいわけではありません。

長い断食が向かない方

高齢の方・筋力が落ちやすい方・痛みや疲れを抱えている方

筋肉量が落ちる、代謝が下がる、空腹のあまり夜にどか食いする。そんな悪循環になりやすいからです。毎日の健康づくりには、3食と、必要に応じた間食(プロテインなど)のほうが、からだは整います。

このページのまとめ

炭水化物は脳と筋肉のエネルギー源。悪者ではありません。
そろえる・よく噛む・食後に歩く。無理な制限より、続く食べ方を。

次は、からだの「材料」

からだの修復に欠かせない材料たんぱく質をくわしく→
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