補助栄養素(食物繊維・水分・電解質)|体の“巡り”を整える大切な要素
ハリーちゃん
ハリーちゃん5大栄養素って、たんぱく質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルだよね? それだけちゃんと食べてれば完璧じゃない?
院長
院長どんなに良い栄養を食べても、からだの中で「巡らせるしくみ」が整っていないと、うまく使われないんだ。その流れを支えているのが、食物繊維・水分・電解質だよ。まずは四コマからどうぞ。
バランスのよい食事の前で胸を張るハリーちゃん「5大栄養素で 完璧!」
お腹を押さえるハリーちゃん「お腹が はる…」
院長「巡らせる しくみが 大事なんだ」
朝に水を飲むハリーちゃん「朝に 水を 1杯!」

補助栄養素は、栄養を「活かす」流れの土台

消化して、吸収して、からだのすみずみに運んで、いらないものを外へ出す。この流れが滞ると、どんなに良い食事をしていても、からだにうまく活かせません。

1食物繊維腸の働きを整える

血糖値の安定にも関わります。

2水分血液・リンパ・代謝

からだの流れのすべてに関わります。

3電解質体液のバランス

神経・筋肉の調整を担います。

食物繊維:腸を整え、血糖値も安定させる

納豆と海藻と玄米を前にするハリーちゃん「食物繊維って 便秘だけ?」
院長「腸と 血糖値にも 関わるよ」

食物繊維の役割は、便秘の解消だけではありません。血糖値の安定・免疫・肌の調子・コレステロールの排泄にも関わり、「第六の栄養素」と呼ばれるほど注目されています。

1水溶性(納豆・海藻・果物)腸内で発酵し、善玉菌のエサに

血糖値の急上昇をおさえ、コレステロールの排泄も助けます。

2不溶性(玄米・野菜・豆類)便のかさを増やす

腸のぜん動運動を活発にして、排便をスムーズにします。

不足すると便秘・下痢のくり返し、肌荒れ・ぽっこりお腹、食後の血糖値スパイク(眠気・集中力の低下)、腸内環境の悪化と免疫の低下
院長が臨床で見てきたこと慢性的な肩こり・不眠・気分の落ち込みを抱えている方に、腸の不調が重なるケースが多いです。食物繊維を増やすと腸内環境が整い、自律神経も落ち着きやすくなります。セロトニン(幸せホルモン)の9割以上は腸でつくられています。玄米食や発酵食品を取り入れている方ほど、施術後の回復が安定している印象があります。
1玄米・雑穀米(不溶性)白米と混ぜるだけでOK

週に数回から始めましょう。

2海藻(わかめ・昆布・めかぶ)(水溶性)味噌汁に入れるだけ

毎日続けやすい方法です。

3納豆・豆類(水溶性+不溶性)納豆は1日1パック

手軽で最強の発酵食品です。

4野菜(ブロッコリー・ごぼうなど)(不溶性が中心)毎食、主食・主菜と一緒に

ゆっくりよく噛んで食べましょう(一口30回程度)。

5果物(りんご・キウイなど)(水溶性)朝に食べると腸が動きやすい

加熱せず、そのままで。

水分:からだの「流れの中心」

水を遠ざけるハリーちゃん「むくむから 水は 控えめ」
院長「実は 逆なんだ」

水分が足りないと、むしろむくみやすくなります。からだが「水不足」を感じて、持っている水をため込もうとするからです。

体重を入れてください

kg

お茶やコーヒーのカフェインには利尿作用があります。多く飲む方は、水を意識して足しましょう。

不足するとむくみ・頭痛・だるさ・集中力の低下・便秘・尿が濃くなる・足がつりやすい・血流の悪化
院長が臨床で見てきたこと水分が少ない方は、筋肉・筋膜が硬くなりやすく、施術の効果が出にくいことがあります。「朝一杯の水」を習慣にしてもらうだけで、施術後の状態が変わる方も多いです。大切なのは、量より「飲む回数とタイミング」。朝・食事の前・お風呂の前後・寝る前が特におすすめです。

電解質:体液のバランスと、神経・筋肉の調整

冷房の部屋でぼんやりするハリーちゃん「冷房の 部屋で ぼーっと…」
院長「毎日 少しずつ 失われてるよ」

電解質は、運動中だけでなく、ふだんから汗・尿・呼吸で失われています。夏場や、冷暖房の効いた室内にいる方は、不足していることが多いです。

ナトリウム体液量・血圧の調整、神経・筋肉の働き
カリウムナトリウムとバランスをとってむくみを解消、血圧を下げる働きも
マグネシウム筋肉をゆるめる・神経の安定、300以上の酵素反応に関わる
カルシウム筋肉の収縮・神経の伝達・心臓のリズム
塩素胃酸の材料、体液の浸透圧の調整
水だけを大量に飲まない激しく汗をかいたあとや体調が悪いときに、水だけを大量に飲むと、体液中の電解質が薄まって「低ナトリウム血症」になるおそれがあります。水分と一緒に、少しの塩分やミネラルを補いましょう。ふだんは、味噌汁・海藻・野菜でこまめに補うのが理想です。
不足のサインこむら返り・足がつる、めまい・頭が重い、疲れやすい・集中力が続かない、心臓がどきどきする、夏場の熱中症リスクの高まり

夜中のこむら返りをくり返す方は、カルシウム・マグネシウム・カリウムのバランスを見直すと改善することがあります。高齢の方は、のどの渇きを感じにくくなるので、意識して補給を習慣にしましょう。

無理なく続けるための小さな習慣

起きてすぐ水を飲むハリーちゃん「朝に コップ 1杯の 水」
味噌汁を飲むハリーちゃん「味噌汁を 1日 1杯」
味噌汁に海藻を入れるハリーちゃん「海藻を プラス」
お茶を飲むハリーちゃん「甘い飲み物を お茶に」
院長
院長健康習慣は「続けること」がいちばん大切。まず1つだけ選んで、2週間続けてみよう。小さな積み重ねが、からだを確実に変えていくよ。
始めやすいものを1つ選んでください

からだの「流れ」が整うと、便通・むくみ・疲れにくさ・食後の眠気・集中力・肌の調子・回復のスムーズさまで、日々の体調が全体的に底上げされます。患者さんからも「なんかすっきりした」「疲れが抜けやすくなった」という声をよく聞きます。

このページのまとめ

食物繊維・水分・電解質は、5大栄養素を活かす「巡り」の土台。
まずは「朝一杯の水」「味噌汁を1杯」など、小さな1つから。

栄養の全体を見直すなら

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