




1日に、どれくらい座っていますか?
座りすぎの危険性


「座位行動」とは、座ったり横になったりして、エネルギー消費が少ない状態(1.5メッツ以下)で起きている時間のことです。デスクワーク、座ってのテレビやスマホも含まれます。
世界20か国の平日の座位時間を比べると、日本人の座位時間が一番長く、日本人には座りすぎのリスクが大きいと考えられます。
代表的な日本人を対象にした研究では、平日の座位時間は平均5.3時間でした。
総座位時間が1日6〜8時間、またはテレビを見ながら座る時間が3〜4時間を超える人は、総死亡と心血管疾患による死亡のリスクが高いとされています。
座りすぎの悪影響が打ち消されていたのは、1日60〜75分ほど体を動かしている、とても活動的なグループだけでした。
30分に1回、立ち上がる




厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう注意することを推奨しています。
長時間の座位行動を、できる限り頻繁に(例えば30分ごとに)中断することが、
食後血糖値や中性脂肪などのリスク低下に重要
強度を問わず、少しでも身体を動かすことが健康によい影響を及ぼすと報告されています。
デスク環境の整え方




厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」に書かれている目安です。
画面が低いと、のぞきこむように首が前に出てしまいます。
この距離で見やすいように、必要なら眼鏡で矯正します。文字の高さはおおむね3mm以上が目安です。
ノート型は画面とキーボードを分けられないため、長時間の作業では外付けキーボードや外付けディスプレイの使用が望ましいとされています。
背もたれに背中を十分にあてます。足が床に届かないときは、すべりにくい足台を使います。
座位のほか、時折立位を交えて作業することが望ましいとされています。
続けるのは、1時間まで


一連続の作業は1時間を超えないように。
次の作業までに10〜15分休み、作業の途中にも1〜2回の小休止を。
院長の実例


座りっぱなしを、30分に1回中断する。
画面は目の高さ・40cm以上、ノートは外付けキーボードで。
座っている時間を減らしたら
今のからだに合った運動を、少しずつ運動をくわしく→
出典
厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」(令和元年7月12日 基発0712第3号)PDF
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:成人版 健康日本21アクション支援システム
厚生労働省「座位行動」(世界20か国の平日の座位時間の比較)PDF
厚生労働省「座位行動の定義とその実態」(平成25年国民健康・栄養調査、Kitayama A et al. Prev Med Rep 2021)健康日本21アクション支援システム
厚生労働省「座位行動と死亡率の関係」(Patterson R et al. Eur J Epidemiol 2018/Ekelund U et al. Lancet 2016)健康日本21アクション支援システム
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